6月のはじめだったでしょうか。
東京銀座にある月光荘画材店のオーナーから、
風の谷間にある小さな店を心配して、わざわざお電話いただけたのです。
鳥取での取り扱いは、おそらく当店だけだと思うのですが。
その親しみのある声に、月光荘のギャラリーで作品展をした5年前を思い出しました。憧れの場所、銀座。そして私にとっては真珠よりも画材が、その対象でした。あの場所で個展をひらくことが、今の私の目標にも変わりありません。
昨年、当店がオープンの時も。小さな実績のないお店にもかかわらず、快く商品を卸してくださいました。初めての店で、どのくらい販売できるかわからずに、ほんの少しの注文だったのに、それはそれは丁寧に対応をしていただきました。
1年たち、在庫はほとんどなくなりました。
近所の女の子が70円の消しゴムを買って行ってくれた時、本当に嬉しかったなあ。
この度、新しく商品を追加しました。
絵を描く人だけでなく、文房具としても、あなたの思考を書き留める1冊としても最適な、スケッチブック、色鉛筆、鉛筆削りなどございます。
どうぞ、手にとってください。