日記|わかさと暮らす

お店でスタッフをしています。杏ちゃんと呼ばれています。

鳥取は東、山の中にある町、若桜に住んでみているのですが、
そこでの暮らしのことを少しご紹介。


[冬の若桜で]

1月、若桜は雪が降っては積もり、冬真っ只中。
今年は雪が多いらしい。

朝は町の人たちの、雪かきの音が聞こえてくる。
寒くて寒くて、暖をとるのに必死な日々です。

寒いなー、嫌だなーと言いつつも、「ああ、いいな」と思える時もある。

雪が降る日、外を出歩く。
雪がしんしんと降り続く中、周りの景色は真っ白で、
音が消えたように、しんと静まりかえって
冷たい空気を感じていると
このままこうやっていたい、
このまま雪に埋もれるのもいいかもなと
つい思ってしまった。

民家の屋根にどっさり積もった雪は、厚みがあって見上げるたびに、立派なリーゼントだなーと思ったり。

山の木々は雪が乗っかり、でろーんとしていて、まるで雪の怪物のようだし。

怯えていたけど、若桜の冬をちょっとは楽しめている気がする。多分。