現在、ふく かど店でにてブックフェアを開催しています。
展覧会に合わせた、暮らしの衣食住、随筆、エッセイ、アートやデザインの本などの本をセレクトして販売しています。
その中から、今回は10月のギャラリー 竹谷チカコ個展「T氏の標本と空想録」の展覧会に合わせてセレクトした本をご紹介。
展覧会では、架空の研究者T氏が拾い集めた何気ない小さな標本たちが、T氏の空想とともに手並んでいます。
いつも身近にある、小さくて、でもその世界を知れば知るほど愛おしくなる。
そんなコロンとした手のひらサイズの辞典シリーズを3冊。
『石の辞典』
小さな時、公園で遊んでいた時にキラッと光る小さな石、なんだか綺麗だなと気になる石を見つけてワクワクしたことがあります。
そんな身近にでも転がっている石たち。
キラキラ、つるつる、ざらざらだったり。
ピンク、黄色、青…いろんな鮮やかな色がとじ込められていたり。
それぞれ硬さも違う。
世界中で見られる115個の石が、まるで本物のような見惚れてしまうイラストと共に紹介されています。
手のひらに乗せて眺めていたい、小さくて魅力的な石の世界。
『草の辞典 – 野の花・道の草-』
道端で見かけるこの花やあの草は何ていうのだろう。
知っていたら楽しいのにな。
歩いていてそう思うことが多々あります。
春夏秋冬、季節によって見られる草花たちが紹介されています。
嬉しいことに、花言葉も添えられています。
そして、食べ方やお茶など暮らしの中での活用について。
草花にまつわる言葉などなど。
装丁も飾っていたい可愛さなんです。
これをカバンに入れて歩くのは、なんとも楽しそう。
『星の辞典』
夜空、星がよく見えたり月が綺麗だったり、ついつい見上げてしまいますね。
星座にまつわる神話のこと。月の状態。
やっぱりこれも知っていたら空を見上げるのがもっと楽しいな。
あ、小学生の時に自由研究に取り上げていたことを思い出しました。
全88星座、季節によって表情を変えていく星空のこと。
月や惑星、宇宙のこと。
こんな景色見てみたい!そんな美しい空の写真も。
いつも神秘的で奥深い星空の世界には魅了されてしまいますね。
この本片手に天体観測でもいかがでしょうか。